2015年03月27日

大橋川北岸調査

 一昨日に続いて、今日は松江市東方、大橋川北岸を調査。

朝酌
朝酌公民館付近。シロバナ、セイヨウ
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福富
シロバナ、セイヨウ(花粉なし)
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2015年03月25日

島根半島南部調査2015

タンポポ調査西日本2015の調査に取り掛からなくては、と思いつつ、なかなか動き出せませんでした。本日調査に着手。手始めに松江市の北側、島根半島の南側を調査。

下東川津。
島根大学の東方面、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポ
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さらに東へ進み、堤のそばでキバナシロタンポポの群落発見。以前に松江東高校の先生から聞いた群落か
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嵩山山麓
シロバナ、セイヨウ

鹿島町名分
シロバナ、セイヨウ

鹿島町北講武
セイヨウ

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2015年02月22日

キビシロ蕾

オクウスギタンポポに続いて、鉢植えのキビシロタンポポにも蕾がきていました

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3月14日、蕾がだいぶ大きくなり、花茎が少し伸びてきました。kibi150314003.jpg
すぐ横には次の蕾も見えます。

3/21に開花しました

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2015年02月17日

オクウスギタンポポの蕾

 自宅で育てているオクウスギタンポポ(福島産)(Taraxacum denudatum)の鉢に蕾が出来ていました。
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 オクウスギタンポポは東北地方原産のタンポポですが、種を分けていただいたものを2年前(2013)の6月庭の鉢に直播きしたところ、発芽しました。昨年の春には花を咲かせることがなかったのですが、今年こそは開花してくれそうです。
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 開花するのは一ヶ月後、3月中旬くらいでしょうか。

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2014年12月28日

師走のシロバナタンポポ

 今朝は霜が降りて真っ白になる程寒い朝でした。
 こんな寒さの中で開花しているシロバナタンポポを見つけました。
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(2014/12/28 松江市大草町 出雲国庁跡付近)
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 日当たりの良い農道脇です。付近にもたくさん開花していました。






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2014年11月11日

キビシロタンポポの秋咲き

 小春日和に誘われて安来市伯太町へタンポポ調査へ出かけ、
日次集落の自生地で開花しているキビシロタンポポを見つけることができました。
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2014年06月22日

オダサムタンポポはエゾタンポポ

「オダサムタンポポの研究史」北方山草 18 (2001)において、松井 洋氏は羊蹄山のオダサムタンポポエゾタンポポ(T.venusum)であると発表している。

オダサムタンポポは、小田切辰太郎が樺太島豊栄郡栄浜村小田寒で採集 (1926年 8 月 8日)した植物に小泉源ーが 1933年に標本ラベルに書いた名前に従って北村が T.otagirianum Koidz.ex Kitam.と発表した種である。種形用語は採集者 Otagiri Shintaro への献名で、和名は採集地名をとった小田寒蒲公英の意である。
(上記文献より引用)

オダサムタンポポはキク科のタンポポ属(Taraxacum Weber ex F.H.Wigg.) で 国内では羊蹄山 (1898m) と檎山支庁の大平山(1191m)にのみ自生している
(伊藤浩司・梅津俊. 1981.北海道の高山植物と山草. p.16. 誠文堂新光社)

 森田の研究によると羊蹄山から得られた標本は倍数体であった。大平山の標本は2倍体であり、総苞の形も羊蹄山産のものは異なり、葉形以外はむしろユウバリタンポポに近い。
(森田竜義. 1976. 日本産タンポポ属の2倍体と倍数体の分布.国立科学博物館研究報色B類(植物学) 2(1):23-38.)

 松井氏は北海道大学などに所蔵する羊蹄山産と大平山産の標本を比較検討した結果、羊蹄山のタンポポは総苞片の毛は少なく、辺縁部にも毛はわずかであるが、エゾタンポポに近い。従って、羊蹄山産のタンポポはオダサムタンポポではなくエゾタンポポである。と結論付けている。
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2014年06月15日

ワタゲツルハナグルマ

 タンポポ調査メーリングリストで、ワタゲツルハナグルマArctotheca prostrata)というタンポポに似た花の話題が出ました。

 南アフリカを原産地とする。北アメリカ、オーストラリア、日本(三重県・兵庫県)に帰化している(日本帰化植物図鑑)とのことですが、ネットの情報からするとさらに広範囲に帰化している様子です。松江市近郊でも咲いている場所があるらしいので、調査に出かけました。

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 山村のちょっとした公園の植え込みに群落がありました。
(2014/6/15:雲南市大東町)

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よく観察すると舌状花は外側だけで中央部は筒状花になっています、小ぶりなガーベラという感じです。でもタンポポの開花1日目のものは外側の舌状花1列だけが開いているので、そっくりに見えます。
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2014年05月26日

刺身にのせるタンポポ

 「刺身の上にタンポポをのせる仕事」というのが本当にあるのかは知りませんが、寿司や刺身に載っているあの黄色い花は確かにタンポポによく似ています。

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もちろんタンポポではなく、食用菊の一種です。
単なる飾りではなく、殺菌効果もあるのだそうです。
豊橋温室園芸農業協同組合菊花部会
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食用菊の裏側、総苞の形などタンポポとはちょっと違います

タグ:食用菊
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2014年05月18日

赤屋のトウカイタンポポまとめ

 安来市伯太町の旧小竹(おだけ)小学校で見つけたトウカイタンポポについてまとめます。

 トウカイタンポポ(Taraxcum platycarpum var.longeappendiculatum)は静岡県を中心とした東海地方に分布するタンポポで、総苞外片が長く、先端の明瞭な角状突起が特徴です。
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総苞長は花時 7--20 mm。頭花は直径3.5--4 cmで小花数90--140(平均120). 外総苞片は密着またはしばしば開出する。内片は総苞の2/3、 角状突起は明瞭で長さ2--6 mm. 外片は線状楕円形または線状披針形で長さ 10--15 mm,幅 2--4.5 mm。花柱と柱頭は黄色もしくは灰色(Flora of Japan)

 現地は安来市の中心部から南方約15キロ、鳥取との県境に近い山間部の集落で、伯太川支流の小竹川沿いに建つ赤屋村立小竹小学校(廃校時は伯太町立)の廃校舎周辺です。最初に発見した大型の株を含めて20個体以上が廃校の校庭やその周辺に自生していました。今のところこの付近以外では見つかりませんでした。
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2014年05月09日

伯太・広瀬調査

 赤屋のトウカイタンポポを再々度確認に安来市伯太町へ出かけました。旧小竹小学校の廃校付近は大分夏草が伸びていましたが、トウカイタンポポはまだ開花していました。

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前回と合わせて20株以上が廃校の校庭やその周辺に自生しているのを確認。

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校庭の桜の樹の根元に群生しています。


トウカイタンポポは、関東地方以西の中部東海地方に分布する低地性2倍体のタンポポで、山陰地方には自然分布していません。どうしてトウカイタンポポが島根の山中、しかも廃校跡付近だけにあるのかが謎です。
 トウカイタンポポの咲いている場所から樹木や土ごと持ち込まれたという可能性もも考えられます。

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総苞(ガクのような部分)の外片が内片の半分以上と長く、外片の先端の角状突起が大型なのが特徴です。


校庭の周辺にはキビシロタンポポ、さらにはクシバタンポポも確認できましたが、この周辺ではいずれも確認できていません。これも謎です。




帰路、山を越えて広瀬町宇波でヤマザトタンポポを確認。

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2014年05月06日

カンサイタンポポの人工授粉

 庭で育てているカンサイタンポポが満開状態です。しかしどの花も種ができている気配がありません。
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 カンサイタンポポは2倍体の有性生殖なので、他の花の花粉を受粉できないと受精して種を作る事ができません。


そこで、今回、倉敷で採集してきたカンサイタンポポの頭花をゴシゴシとうちのカンサイタンポポの花にこすりつけてみました。

果たして、ちゃんと種ができるでしょうか。


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2014年05月05日

倉敷のカンサイタンポポ

 家族サービスで倉敷の美観地区へ。
 タンポポ調査とは関係ないのに、つい道端のタンポポを見てしまうのはタンポポ屋の性か。

 美観地区の東の外れの路上でカンサイタンポポを発見
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すぐ北側にある鶴形山の八幡宮の近くにたくさんありました。
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 帰路に寄った倉敷市と総社市の境目にある酒津公園付近でも見かけました。

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 カンサイタンポポの分布している地域では、こんなにも身近に在来種が咲いているのかと、ちょっと驚きでした。山陰地方では隠岐島を除いては低地性の2倍体在来種が自然分布していないので、市街地で在来種に出会う事がまずありません。
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2014年05月01日

大東・奥出雲調査

奥出雲方面の調査
大東町山王寺
棚田の近くでヤマザト
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雲南市大東町塩田
大東から塩田経由で上久野へ。
清田 ヤマザト
篠淵 ヤマザト クシバ
上久野 木次線周辺を調査するが見つからず

奥出雲町上阿井 ケンサキ
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2014年04月30日

玉湯八雲フィールド

玉湯踏切
シロバナ 一株キバナシロ
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線路脇にヤマザト一株

忌部大谷
ヤマザト(ケンサキ型)シロバナ

八雲平原畦石室
クシバ ヤマザト

八雲星上
ヤマザト(ケンサキ型)
八雲別所
ヤマザト(ケンサキ型)

安来市山佐
 
ヤマザト(ケンサキ型)シロバナ
安来市広瀬三郎谷
ヤマザト(ケンサキ型)クシバ

八雲桑並

ヤマザト(ケンサキ型)

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2014年04月26日

伯太フィールド調査

 前回の調査で見つけたトウカイタンポポらしき黄花の2倍体タンポポについて再度調査に出かけました。
 
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 伯太町赤屋から伯太川の支流小竹(おだけ)川を遡り、廃校跡の周辺を調査したところ、続々と総苞外片の角状突起の大きいタンポポを発見。今回は花が咲いていたので容易に見つけられました。

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確認できただけで12株。これだけあれば有性生殖の2倍体タンポポでも集団を維持できそうです。
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2014年04月22日

安来松江市南部フィールド調査

 日曜に引き続き、卒業研究用のサンプル採集のお手伝い。

東出雲町上意東 高殿 ヤマザト
安来市清水 キビシロ
東出雲町上意東 郵便局付近 ヤマザト クシバ
東出雲町 星上山 ヤマザト(ケンサキ型)
東忌部町 千本ダム東岸 シロバナ ヤマザト

角状突起の小さいヤマザト型
角状突起が明瞭で、葉が斜上するケンサキ型がほぼ同じ場所に生えていて悩む
日当りの良い場所がヤマザト型、斜面の草深いところにケンサキ型

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別種がたまたま同じ場所に生えているのか?
同じ種類で個体変異の範囲なのか?

観察をするほど謎は深まるばかりです

玉湯町 大谷 ヤマザト
大東町 中遠所 ヤマザト
宍道町 大森 ヤマザト
宍道町 白石 ヤマザト(ケンサキ、ヤマザト)
大東町 小河内 ヤマザト(ケンサキ)
八雲町 熊野 ヤマザト(ケンサキ型)

平成町 ロクアイタンポポ
大庭町 雑種タンポポ ヤマザト(ケンサキ型)
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2014年04月20日

松江市湖北フィールド

卒業研究でタンポポをテーマにしている学生さんを案内がてら、松江市湖北地域をフィールド調査。
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荘成町 ヤマザト(ケンサキ型)
大野町 ヤマザト
大垣町 ヤマザト
秋鹿町 ヤマザト

島根町 佐波 チェリーロード ヤマザト(ケンサキ型)
島根町 別府 澄水(しみず)川沿い ヤマザト

坂本町 ヤマザト

この時採集したサンプルを基にした論文によると、秋鹿町で採集したヤマザトの中に2倍体のものがあったということです。改めて調査する必要がありそうです。
「島根県松江地域におけるタンポポ属(Taraxacum Wiggers)植物の比較調査」島根大学生物資源科学部紀要(Bull. Fac. Life Env. Sci. Shimane Univ., 21:3 - 7, September 30, 2016)
(2016/11/26追記)



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2014年04月14日

緋紅蒲公英開花2014

2年ぶりに緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)の花が咲きました。
 一昨年の秋に種まきして発芽したのですが、去年の春は栄養不足だったのか開花しませんでいた。

待ちに待った開花です。

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開花一時間前。仄かに緋色が見えます
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赤屋のトウカイタンポポ?

謎の黄花2倍体種発見

 伯太川流域でキビシロタンポポの分布調査をしていたところ、奇妙な黄花在来種に出会いました。
 伯太町赤屋から鳥取県との県境方向へ伯太川支流の一つを遡った伯太町下小竹(おだけ)の旧小竹小学校廃校です。
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 昨年のフィールド調査でキビシロタンポポTaraxacum hideoi)らしい個体を見つけたのですが、花をつけているのが一個体しか無く、シロバナかキビシロか判定に迷ったので今年改めて調査に来ました。

 昨年調査したあたりに沢山の白花タンポポが咲いていて、花の色や形、種子などからやはりここのタンポポはキビシロタンポポと確認できました。

 調査していると廃校跡へ向かう坂道の下にキビシロタンポポに混じって大型の黄色いタンポポがありました。
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雑種のロクアイタンポポかと思ったのですが、総苞外片は内辺の3/2以上で細長く披針形、先端には大型の角状突起があります。ケンサキタンポポトウカイタンポポの特徴です。
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