2021年03月27日

安来市広瀬調査2021

 西日本タンポポ調査2020がコロナのため調査期間が一年延長されました。そこで、昨年までの調査で十分調査できていなかった安来市の西部、飯梨川流域の調査に入りました。
安来市荒島 王領の丘公園 セイヨウ
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安来市久白町 シロバナ
安来市広瀬町神庭 ヤマザト
広瀬町岩舟 ヤマザト
広瀬町石原 ヤマザト
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広瀬町半場 ヤマザト
広瀬町富田 ヤマザト
広瀬町上吉田 ヤマザト
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2021年03月21日

松江市山代町クシバタンポポ

松江市山代町にある茶臼山の麓。民家の庭先にクシバタンポポが植えてあります。
だいぶん葉が広がってきて、中央部に大きな蕾が見えます。

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 クシバタンポポの特徴である葉の深い切れ込みも目立ってきました。
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2021年03月18日

松江市北公園カンサイタンポポ2021年

 オキタンポポが開花しているということなので、同じく在来種であるカンサイタンポポの様子を見に行きました。
 好天に恵まれていたものの、松江市北公園のカンサイタンポポは全く花が咲いている様子がありません。
まだ歯が地面に張り付いたロゼット状態でした。
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葉をかき分けてみると、中心部に小さな蕾がありました。開花まではあと半月ぐらいかかりそうです。
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卒業旅行とオキタンポポ

 子供が大学の仲間と卒業旅行に隠岐の島へ行くというので「オキタンポポが咲いていたら写真を撮って」とお願いしました。

 LINEで送られてきたのがこの写真。
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文系なのに、ちゃんと総苞の特徴がわかるように写真を撮ってくれました。
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小さい頃から、外来種と在来種タンポポの見分け方を教え込んだ甲斐がありました。
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2020年05月03日

低地に自生したクシバタンポポ

 タンポポ調査もそろそろ今年は終盤ですが、意外な場所に自生するクシバタンポポがありました。
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 クシバタンポポは標高の高い地域で良く観察され、西日本タンポポ調査のデータによると、最も多いのは標高400-500mの地域です。標高100m以下でも10例程度確認されています。
クシバ標高グラフ.png
(西日本タンポポ調査2015報告書 P45より引用)

 私自身の経験でも標高80程度の場所で二箇所ほど見つけたことがありますが、山間の谷あいにあって気温が低そうだったので、あまり気にしていませんでしたが、今回発見したのは標高20mくらいで街中の民家駐車場です。ちょっと驚きです。続きを読む
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2020年04月30日

八雲大東調査2020

松江市八雲町を中心に調査

松江市大庭町
 ヤマザトタンポポ 、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポ
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総苞外片がやや上向きタイプのセイヨウタンポポ

松江市八雲町平原
 セイヨウタンポポ
松江市八雲町畔石室
 クシバタンポポ
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比較的高山域に自生するクシバタンポポだが、ここは標高80m程度。上流からタネが流れ着いたものか?

雲南市大東町小河内
 ヤマザトタンポポ
 道路拡張工事で路肩がコンクリで固められ、以前より少なくなった感じ。

松江市西忌部町
 忌部小学校近くでヤマザト
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天気のいい日にはタンポポの花に色々な昆虫が訪れています。昆虫にはあまり詳しくありませんが、ジョウカイボンの仲間のようです。


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2020年04月29日

タンポポの寿命

 タンポポは草(草本)なので、春に花を咲かせて夏には枯れてしまうイメージがありますが、実は意外に長生きです。花が終わった後、綿毛のタネ(痩果)を飛ばして、夏には地上部の葉を枯らしてしまいますが、しっかり根は残っています。そして翌年の春に葉を展開してまた花を咲かせます。

 では一株のタンポポは何年くらい生きるのでしょうか?

DSC_0103.JPG続きを読む
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2020年04月25日

雲南市調査2020

 朝から好天に恵まれたので、懸案の雲南市吉田町方面へ。松江市から松江道を使って一気に雲南吉田ICまで南下。

 昨年の予備調査では花が終わっていて確認できなかった地点でクシバタンポポとヤマザトタンポポ を確認できた。更に吉田中学校付近の公園でもクシバタンポポとヤマザトタンポポ の混生を確認。
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左がヤマザトタンポポ 、右がクシバタンポポ
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特徴的なクシバタンポポの葉。ヤマザト(左)の切れ込みも深いけれど、クシバ(右)の葉は左右の裂片が更に細い

それはさておき、この数日、当ブログの「タンポポの葉がギザギザなのは」について解説しているページに急にアクセス数が増えているようです。どこかの学校の課題にでもなっているのでしょうか(苦笑)

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2020年04月15日

松江市北公園カンサイタンポポ2020

今日は松江市内のカンサイタンポポ集団の観察に出かけました。

 公園内の総合体育館建て替え工事の影響で一時は集団が消滅の危機にあったのですが、今日行ってみると、一面のカンサイタンポポでした。
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夕方5時ごろの撮影なので、花は半分閉じています。日中なら見事なタンポポ畑でしょう。

200415_0085s.png続きを読む
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2020年04月14日

山佐大東調査2020

安来市広瀬町山佐から大東方面を調査

広瀬町畑 畑公会堂付近を調査するが、ヤマザト発見できず

広瀬町上山佐
ヤマザト
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大東町塩田
 セイヨウ、ヤマザト
大東町篠淵
 ヤマザト、クシバ、シロバナ、セイヨウ
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典型的な櫛葉(クシバ)となっている。ヤマザトも切れ込みの深いものは判別に苦労する。
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2020年04月09日

湖北調査2020(その2)

 新型コロナウイルスのため、タンポポ調査も影響を受けました。野外を車で単独調査しているような私は感染の危険は少ないのですが、学校が休校になって学生の参加が困難だったり、都市部では移動に公共交通機関を使うということで、調査期間を一年延長して2021年までということになりました。

 とりあえず当地にはCOVID19患者は出ていませんが、注意して調査に出ました。

鹿島町 
 以前に確認できた地点にはヤマザトを見つけられず。

古江町
 古江小学校付近でシロバナタンポポ
西浜佐陀町
 一畑電車踏切付近にヤマザトタンポポ
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東長江町 シロバナタンポポ

秋鹿町
 六坊方面へ向かう道中の中島小学校跡でヤマザトタンポポ、セイヨウタンポポ
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廃校舎と桜
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2020年04月07日

湖北調査2020

短時間でしたが、宍道湖北岸の湖北地区を調査。

薦津町 シロバナタンポポ

古志町 セイヨウタンポポ

荘成町成相寺 ヤマザトタンポポ アカミタンポポ
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荘成町 広域農道付近 ヤマザトタンポポ シロバナタンポポ セイヨウタンポポ 
調査の帰りに綺麗な満月、今夜はスーパームーンだとか
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2020年04月04日

嵩山周辺調査2020

昨日に続き、松江市東川津町嵩山周辺の調査
下東川津町嵩山入口
 シロバナタンポポ、アカミタンポポ
下東川津町熊井の滝
 シロバナタンポポ
川原町
 キバナシロタンポポ(淡黄色)
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普通のシロバナタンポポとの比較

少し北上して国道431の北側、島根半島南麓へ
川原町
 ヤマザトタンポポ
 少し小型で、キビシロの黄色型という感じ
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持田町
 ヤマザトタンポポ
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2020年04月03日

川津地区調査2020

夕方の短時間、昨日調査した大橋川北岸のさらに北側、国道431の南側へ。

松江市西川津町
 松江第二中学校付近 シロバナタンポポ、セイヨウタンポポ
 
松江市下東川津町
 キバナシロタンポポ、セイヨウタンポポ

松江市上東川津町
 シロバナタンポポ
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2020年04月02日

大橋川北岸調査2020

 昨日は生憎の雨で調査に出かけられなかったので、今日の仕事帰りに大橋川北岸を調査。

松江市西尾町から大海崎
西尾町 市立女子校付近でセイヨウタンポポ、アカミタンポポ
朝酌小学校付近 シロバナタンポポ
矢田の渡し付近 シロバナタンポポ
大井町 セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ
大海崎 セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ
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2020年03月30日

松江市忌部調査2020

仕事の帰り道に松江市南部忌部から八雲町を調査

松江市西忌部
千本貯水池西側
シロバナタンポポ、ヤマザトタンポポ
ヤマザトはまだ咲き始めという感じ

東忌部大谷
セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ

八雲町平原
アカミタンポポ
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2020年03月29日

雨の日のタンポポ

 タンポポを調査しているメーリングリストにマスコミ関係の方から、「雨の日のタンポポの綿毛写真がありませんか?」と問い合わせがあったそうです。

 タンポポが開花するのは晴天の午前10時ぐらいから午後4時くらいです。雨の日は花を閉じてしまうので、私たちが調査に出かけるのは基本的に晴れの日中です。

ですから、雨の日に調査に出かけてタンポポの写真を取るのはよほどの物好きです。

過去の写真を探して、ようやくこんなのがありました。

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もしかするとTV局の方は、ふわふわしたタンポポの綿毛に小さな水滴がキラキラ輝いている絵ヅラを期待されていたのかも知れません。
 実際には雨粒の表面張力で綿毛がくっついて傘が閉じ、画像のような残念な姿になってしまいます。

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タグ:綿毛 痩果
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2020年03月24日

伯太町フィールド2020

 タンポポ調査西日本2020にようやく取り掛かりました。手始めに安来市伯太町のキビシロタンポポの調査です。

 まずは一気に一番奥、鳥取県境に接する伯太町草野の六呂坂へ。
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県境の手前の生息地へ行ってみると、数株のキビシロタンポポ開花を確認できました。周囲はまだ冬枯れの景色で黄色い外来種の姿も見当たりません。
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 道路改良工事で路肩がコンクリで固められてもう一箇所のコロニーは見当たりません。そのかわりに直径が5cmを超える大型の外来種を確認。ロクアイ型の外来種か?

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2019年12月28日

タンポポの花弁が白くなる理由についての考察(仮説)

 当ブログでは、シロバナタンポポがどうして白い花弁を持っているかという理由を、「シロバナタンポポは黄色色素を分解するカロチノイド分解酵素(CCD)を持っているので、白くなる」という仮説を採用しています。
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 この酵素を仮定することで、白花形質が優性(顕性)遺伝することや、シロバナタンポポの黄色変種キバナシロタンポポが生じるメカニズムを合理的に説明できました。

 ところがカンサイタンポポやカントウタンポポの白花変異がタンポポ調査で報告されています。

 「シロバナタンポポなどの白花種だけがカロチノイド分解酵素を持っているので花弁が白い」という前提ではこの現象を説明できないのが難点でした。

 色々考えて、思いついたのが「黄花種も含めてタンポポは全てカロチノイド分解酵素の遺伝子を持っている」という新たな仮説です。

 (1)遺伝子として持っているが、発現していない。(ブロックされている?)
 (2)シロバナタンポポでは遺伝子が発現した結果、花弁が白くなる。
 (3)シロバナタンポポでは、花弁だけに発現している、(だから花粉は黄色)
 (4)キバナシロタンポポは途中で遺伝子の発現が抑制される、(1/2,1/4だけ黄色いものがある)
 (5)カンサイタンポポの白花変異は遺伝子が何かの理由で発現する。

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とりあえず、この仮説を検証するべく資料を漁ってみようと思います。

また、タンポポ花弁の黄色色素を分解する力が、花弁の抽出液と花以外の部分からの抽出液で差があるかどうかを比較することで検証できるかもしれません。

カロチノイド色素に関する文献を調べているとキクの研究文献でかなり参考になる情報がありました(2019/12/29追記)
キクではカロチノイド(文献ではカロテノイドと記載)分解酵素の発現が舌状花特異的であるとされていました。

キク花弁における白色形成のメカニズム」大宮あけみ、農業および園芸、第82巻、第11号(2007年)

一部抜粋
黄花系品種ではCmCCD4aの発現が抑制されているのではなく,遺伝子を持っていないことが明らかになった.
(中略)
 キクにおけるCmCCD4aの発現はきわめて舌状花弁特異的であり,花器官の中でもカロテノイドを含む管状花における発現はきわめて低かった.

CmCCD4aはキクのカロチノイド分解酵素:引用者注

さらに同文献では

CmCCD4aが花弁の白色形成に関与していることは,培養変異株や突然変異株によっても確認された(大宮ら 2006).花弁にカロテノイドの蓄積が認められない野生株'94−765'の花弁にはCmCCD4aが発現していたが,培養過程で花弁にカロテノイドが蓄積するようになった変異株ではCmCCD4a遺伝子が欠失していた.キクでは枝変わりや培養変異の際に染色体が脱落することがある.CmCCD4a遺伝子はこのような染色体の脱落に伴い,欠失するのではないかと考えられる.

これと同様のことがシロバナタンポポの黄色変異で起こっていると考えてよいのではないでしょうか。

 
キクは白色が優性であることや,白色花弁が突然変異で黄色に変化することも分解酵素により説明がつく.野生ギクにおいてもCmCCD4a酵素の有無により白色か黄色かが決まっているようである.この花弁の白色の形成機構がキク以外の植物にもあてはまるかどうか,興味深い.カロテノイドの生合成が抑制されてカロテノイドが蓄積しない例もあるだろう.CCD遺伝子は持っているが、発現量が少なくカロテノイドが蓄積している場合もあるだろう.植物によってさまざまな作戦で花弁のカロテノイド量が調節されているのではないかと考えている.


 カンサイタンポポの白花はカロチノイド生合成の抑制によるという考え方もあるかも?

 
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2019年06月23日

ピンク色のノゲシ

自宅近くを散歩中にピンク色のかわいい花を見つけた。
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ベニバナボロギクCrassocephalum crepidioides)かな?と思ってとりあえず写真を撮って後で図鑑を見ると、葉の形がノゲシ(Sonchus oleraceus)っぽい。IMG_4768.jpg続きを読む
posted by しまねこ at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | タンポポに似た花たち