2023年04月08日

緋紅蒲公英開花2023

 昨年ネットで購入した緋紅蒲公英(fai hon pu gong ying)Taraxacum pseudoroseum が開花しました!

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(2023/4/8 10:15)
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2023年03月18日

緋紅蒲公英

 昨年取り寄せた緋紅蒲公英の2株ですが、1株は昨年の夏の暑さで枯れた模様。残った方に花芽ができていました。
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2022年04月20日

緋紅蒲公英再び

 再びピンク色のタンポポを手に入れました。以前、緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)を入手し観察していましたが、残念ながら枯らしてしまいました。採集しておいた種子を撒いてみたのですが、うまく発芽せず絶滅させてしまいました。

 今回新たに種苗業者さんからポット苗を取り寄せました。
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中国白花蒲公英というのがあったので1株取り寄せてみました。説明文を読んでも中央アジア原産の白花蒲公英(Taraxacum leucanthum)なのかどうかよくわかりません。ラベルには「中国白花タンポポ ハツコイ(中国白花蒲公英初恋)」と書いてあるので、元々黄色のタンポポの白花変異の可能性もあります。

 とりあえず育てて観察してみます。

白花蒲公英(T.leucanthum)の特徴について調べてみると、現在はこの名称は使われず、T.albiflosとなっているようです。
(植物百科:中国科学院植物研究所より引用翻訳)
多年生矮性草本。
葉:葉は線形披針形、亜脈または裂片、まばらに半裂、歯状、長さ(2-)3-5(-8)cm、両表面は滑らかである。
花:花柄は1〜数本、長さ2〜6cm、内側は光沢があるか先端がまばらに蜘蛛毛、頭部は直径2.5〜3cm、総苞片は長さ0.9〜1.3cm、緑または淡緑、先端は小角があるか、または厚みが増す、総苞外片は卵形披針形、内片よりわずかに広いか同じ、広い膜縁、舌状花は白く、稀に黄色、縁の柄は外側の濃い縞、乾いたときの刺針。 ブラック
果実:卵形楕円体、枯れた麦わら色、淡褐色または灰褐色、長さ4mm、遠位1/4には小さな突起があり、先端は0.5〜1.2mmの長いくちばし基部に先細り、くちばしは太く、長さ3〜6mm:冠毛は4〜5mmで淡紅色を帯び、まれに汚れた白色のものがあります。
生態
国内産地:甘粛省西部(阿采)、青海省、新疆、西蔵などの省。
国外分布:インド西北部、イラン、パキスタン、ロシアなど
特有性:特産
生息地:山の斜面、渓谷、川の草地、湿地の草地などの湿った草原。
標高:2500-6000m
開花・結実期:6月〜8月。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。(一部ブログ主が修正)

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タグ:緋紅蒲公英
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2015年05月02日

緋紅蒲公英の種子

 緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)の花が終わり、種子ができました。今回は種子が綺麗な綿帽子になりました。
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 種子の大きさは割と小型で外来種タンポポに近い感じです

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 種子(痩果)は淡褐色で長さ約3.5mm、幅1mm。冠毛柄の長さ6-7mm、冠毛は白色で長さ6-7mm
タグ:痩果
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2015年04月16日

ピンクのタンポポ咲きました

 ピンク色のタンポポ、緋紅蒲公英Taraxacum pseudoroseum)が今年も咲きました。
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 中央アジアの高原地帯が原産地です。一昨年春に種を撒いて発芽させ、去年と今年2年連続で花が咲きました。
園芸店で桃色タンポポとして売られているのは厳密にはタンポポ属(Taraxacum)ではなくフタマタタンポポ属(Crepis)ですが、これはカンサイタンポポセイヨウタンポポと同じTaraxacum属です。

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開花から3日目、2個目の花が咲きました。開花初日はピンク色が淡いですが最初の花は濃いピンク色になっています。

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花弁を包むガクに見える部分(総苞)は日本の在来種とは違って、やや外側に開きます。


 
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2014年04月14日

緋紅蒲公英開花2014

2年ぶりに緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)の花が咲きました。
 一昨年の秋に種まきして発芽したのですが、去年の春は栄養不足だったのか開花しませんでいた。

待ちに待った開花です。

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開花一時間前。仄かに緋色が見えます
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2014年02月24日

緋紅蒲公英の蕾2014春

たんぽぽラボの緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)の鉢に蕾ができていました。

今シーズンは久しぶりにピンク色の開花が見られそうです。
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赤い色素が多いせいか、葉や茎が赤紫色をしています。

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蕾がさらに大きくなってきました。葉の色は少し赤みが減っています
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(2014/4/2)


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2013年06月04日

緋紅蒲公英原産地の気候

 ネットで緋紅蒲公英Taraxacum pseudoroseum)の画像を検索していたところ、ロシアのwww.plantarium.ruというサイトで緋紅蒲公英の写真とその撮影場所の情報が載っていました。

 緋紅蒲公英については中央アジアのカザフスタン、キルギスタン、中国の新疆ウイグル自治区などの高山地帯の草原という情報はあったものの、実際にどのような気候条件の場所なのかがわかりませんでした。

 このサイトではカザフスタンの旧首都であるアルマトイ(アルマ・アタ)の100キロほど東のASY高原、標高2300m(2010年6/23)という撮影時の情報が載っていました。

同じサイトではASY高原の風景も見ることができます。広々とした高原の牧草地でした。

 Wikipediaによるとアルマトイの気候は
気候は大陸性で、夏は暑く冬は寒い。南方を4000m級の天山山脈が占めるため、山岳気候の影響も強く受ける。1月の平均気温は-4.7度とそれほど低くはないが、最低気温はしばしば-10度を下回り、降雪量も多くなる。7月の平均気温は23.8度と高く、日中は年間平均で30度を超す真夏日となることが36日もあり、時に35度を超すことも珍しくないが、朝晩は涼しく湿気も少ないので蒸し暑さとは無縁である。また市内でも北から南にかけて標高600m - 1200mに市街地が広がっているため、気温、気候などに違いがある。沖積層土壌と豊富な雨量のため、多くの植物が生い茂っている


 緋紅蒲公英が開花していた時期、7月のアルマトイの平均気温が23.6℃、最高気温30℃、最低気温18℃となっています。

 緋紅蒲公英が撮影された場所は標高2300mのASY高原で、アルマトイ中心部との高度差はおよそ1500mになりますので、10℃程度は低いと考えられます。そうすると日本の4月頃の気候に近いのでしょうか。

 試しに温量指数を計算してみると、アルマトイは89で東北地方くらいでしょうか。(仙台市で95.5、岩手県盛岡市で82.8)緋紅蒲公英の咲いていたASY高原は32ぐらい(高度による気温差を9℃とする)になって、北海道の根室より寒いことになります。

 温量指数が日本以外にも適用できるかどうかはわかりませんが。

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(緋紅蒲公英:日本国内4月中旬)

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2013年05月21日

初夏の緋紅蒲公英

 初夏を迎えて、ピンク色のタンポポ、緋紅蒲公英Taraxacum pseudoroseum)の葉がぐんぐん伸びてきました。昨年春に蒔いた種が全滅したので、改めて秋に蒔いた種から発芽したものです。

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(一番生長した株)

 赤い花を咲かせるタンポポだけに葉の中心の葉脈も赤っぽく見えます。

 今シーズンに可愛いピンクの花を見たかったのですが、春までに十分な栄養を貯め込むことができなかったようです。来年春か、今年の秋にでも花を咲かせてくれたらいいなと思っています。

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 合計3鉢に6株ほど生長しています。中央アジア原産で、日本のタンポポよりセイヨウタンポポにより近いのではないかと思います。在来種に比べて葉の色が濃く、肉厚な感じです。

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右下と左上が緋紅蒲公英、右上が在来種のカンサイタンポポ(T.japonicum)の葉です。色合いの違いがわかるでしょうか?

 左下は同じく在来種で花弁がクリーム色のキビシロタンポポ(T.hideoi)です。こちらはさらに薄い黄緑色ですね。

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2013年03月23日

緋紅蒲公英の若葉

 初代と2代目の緋紅蒲公英(Taraxacum psedoroseum)を枯死させてしまったので、あらためて種から育てているのですが、昨年秋に撒いた種のうち、現在も生き残っているのはこの一株だけとなりました。

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在来種に比べて色が濃く、葉の付け根部分が細いのが特徴です。今の時点でこの大きさだと今シーズン花を咲かせるほど成長するかどうかちょっと不安です。
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2012年09月29日

緋紅蒲公英の発芽

 緋紅蒲公英が発芽していました。
 春に一度種まきして発芽させていた緋紅蒲公英の苗が今夏の猛暑で全滅してしまったので、涼しくなった9月17日に改めて種をまきました。

 4つの鉢に5-6個づつ撒いたのですが、今のところ発芽したのはひと鉢の2株だけです。

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 緋紅蒲公英の双葉はカンサイタンポポなどの在来種に比べて少し細長い形をしています。
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2012年05月02日

ピンク色タンポポの発芽

 ピンク色の花を咲かせるタンポポ、緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)が発芽しました。

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 最初に手に入れた初代の株が夏の暑さで枯れてしまったので、採集しておいた種を播いておいたら、一週間もたたずに発芽しました。

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 中央アジアの高原地帯が原産地なのですが、こちらの気候でも生育しました。一昨年種から育てた2代目の株は秋に発芽して、翌年の春には花を咲かせました。

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2011年04月10日

緋紅蒲公英の花色の変化

 緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)は、開花した直後は白色で、花弁の先端と裏側がわずかに赤紫色です。
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 最初に開花したのを見た時には「これじゃあ薄桃タンポポじゃないか」と思いました。ところが日を追うごとに色が濃くなっていくのです。

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2011年04月07日

発芽から7ヶ月で開花した緋紅蒲公英

 種から育てたピンク色のタンポポ、緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)の花が咲きました。昨年の秋に発芽してからわずか7ヶ月目です。
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 昨年春に開花した親株から種をとって9月に播いたのですが、数日で発芽して双葉になりました。そのまま戸外に鉢植えのままで順調に育ち、3月初旬にはロゼットの中央部に蕾ができていました

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2011年03月09日

春を待つピンクのタンポポ

 ピンク色の花を咲かせる緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)に蕾ができていました。
 染色体の観察をするために昨年の9月、育苗ポットに種を播いたら予想以上にたくさん発芽したので、一部を鉢に植え替えて屋外で育てていたものです。
 
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 名札に書いてある「ヒベニタンポポ」は正式な和名ではありません。中国読みだとfei hong pu gong yingなので、「ヒコウタンポポ」とは思うのですが「ヒベニ」の方がこのタンポポの雰囲気に合っている気がします。

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2010年10月16日

発芽後1ヶ月の緋紅蒲公英

 発芽してから約一ヶ月目の緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)です。本葉の数が増え、長さも2cmくらいになっています。
hibeni10101620.jpg続きを読む
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2010年09月22日

緋紅蒲公英の本葉

 8月末に染色体観察用に種まきした緋紅蒲公英(ピンク色のタンポポ)が9月11日に発芽しました。発芽後11日目、子葉の真ん中から本葉が伸びてきました。
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(2010/9/22)
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2010年09月11日

育苗ポットで発芽

 染色体観察のためにキッチンペーパーで発芽させようとしていた緋紅蒲公英ですが、一株を除いて発芽しないので、あきらめて捨てるつもりでした。
 それでも駄目モトで、育苗ポットに放置していたら一気に発芽していました。
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 2株だけ染色体観察用にキノリン液に漬け込んで、あとのは継続して育ててみようと思います。続きを読む
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2010年06月13日

緋紅蒲公英の種子

 緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)の花が終わり、綿毛となりました。
日本国内には自生していないこのタンポポの種がうっかり飛んでいって野生化しないように種が出来始めた時に、ネットをかぶせておきました。

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2010年05月17日

だんだん色が濃くなるピンクのタンポポ

 開花した初日はシロバナタンポポかと思うほど色白だった緋紅蒲公英Taraxacum pseudoroseum)は、日ごとに色が濃くなりました。



 ピンクのタンポポとしてよく知られているモモイロタンポポ」Crepis rubra)は、タンポポと名前はついているもののフタマタタンポポ(Crepis)属なのですが、こちらは正真正銘タンポポ属(Taraxacum)です。
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 開花してから2日目の花です。

 タンポポの赤成分のアントシアニン(赤紫色)は低温条件と光で合成されるそうですので、しっかりと日当りのよい所に置きました。

このあたりは過去のブログ記事「カンサイタンポポの紅葉現象を探る」で書きました。

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