姪が基本情報処理試験を
島根大学で受験するというので、引率と称してついてゆく。(自分の母校なので土地鑑がある)
受験会場の
教養100番大講義室の窓から外を見ると、教室北側の通称「
留年坂」の南向き斜面に見事な
シロバナタンポポ(Taraxacum albidum)の大群落が見えた。
自分が通っていた頃もシロバナタンポポが咲いていたのだろうか?まったく記憶が無い。理学部で
生物学を専攻していたはずだが(^^;。サークルボックス(運動部室や文科系サークル室)のプレハブが立ち並ぶ一帯へ続くので、人呼んで「
留年坂」をせっせと通い詰めていたものだ。

坂の上にはかつてプレハブのサークルボックス群があった、今は課外活動センターが建つ(2011/4/12)
この「留年坂」という名称は島根大学の専売特許ではなさそうだ。Googleで検索してみると、大阪大学に関連していっぱい出てくるので、本家は阪大かも知れない。他にも岡山大学、新潟大学などにもこの名称があるらしい。
この坂と教養棟をはさんだ反対側にも坂がある。ここは教育学部への通り道で女子学生が多く通るために「
乙女坂」という通称があった。

乙女坂上にある桜の木、根元にシロバナタンポポが群生している。後方は教養100番教室(現在は「大学ホール」)