2011年05月07日

東出雲町上意東

 キビシロタンポポの分布調査をするため、以前にシロバナタンポポを見かけた場所を再調査していました。東出雲町上意東で道路脇に黄色在来種らしきものを発見してよく見てみると、クシバタンポポ(Taraxacum pectinatum)でした。

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 魚の骨のような切れ込みの深い葉が特徴です。クシバ(櫛葉)タンポポの名の由来ともなっています。

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2007年04月14日

日南町奥粟谷のクシバタンポポ

 島根県伯太町より寺谷坂で県境を越えて鳥取県日南町へ入ったところで典型的な櫛葉を持つクシバタンポポ(Taraxacum pectinatum)を発見。

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 道路脇に点在していました。典型的な櫛葉状の葉ですが山間部で日当たりが悪いためか、葉はまだ赤紫色のままとなっています。花茎も短く、地面に張り付いた感じです。
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2006年06月03日

クシバタンポポの定義について

 このブログで主として研究対象となっている島根県東部の在来種はクシバタンポポとヤマザトタンポポですが、西日本に分布する4倍体の在来種については、不明な部分が多いとされています。

 ヤマザトタンポポ、クシバタンポポ、ケンサキタンポポは葉の形、総苞外片の形状などで区別されていますが、実際には各種とも内片と外片の形や突起の大きさも変異が大きく。葉の形も同様です。

 北村博士の分類では別種とされていたヤマザトタンポポと、クシバタンポポは、新潟大学森田龍義教授による植物分類学会の記述(Flora of Japan)では同種とされています。

 このブログ開始当初、森田氏の分類に従って、ヤマザトタンポポはクシバタンポポの同種として記載していましたが、ヤマザトタンポポとケンサキタンポポが同種で、クシバタンポポを独立した別の種とする説もあります(芹沢:2006)。島根県内の黄花在来種を観察していると、芹沢説の方がしっくりくるように思えてきました。
 
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(島根県広瀬町祖父谷:2010年4月)

 そこでクシバタンポポとヤマザトタンポポを別種として取り扱うこととして順次、ブログ内の書き換えをしています。
 
2013-5-5追記








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2003年04月26日

三瓶温泉街のタンポポ

 島根県大田市の三瓶温泉で泊りがけの会議があった翌朝。
温泉街を散歩していて見つけました。
いかにも「櫛葉タンポポ」という形です。
03426001.JPG

 廃業したホテルの駐車場のアスファルトの隙間から生えていました。
まるで帰化種タンポポのような力強さ。続きを読む
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