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日本たんぽぽラボ
(大日本たんぽぽ党別館より改題)
島根県東部周辺のタンポポに関するあれこれ
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2011年04月03日
タンポポの花の紫外線写真
昆虫の眼にはタンポポはどう見えているかを擬似
紫外線写真
で調べてみました。
(デジタルカメラに
近紫外線透過、可視光カットフィルタ
を取り付けて撮影)
(可視光による写真)
左が
シロバナタンポポ
、右が
アカミタンポポ
です。近紫外線領域ではシロバナの方がはっきりと見えているようです。
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posted by しまねこ at 14:00|
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実験・観察ノート
2010年11月27日
ノギスで測ると
シロバナタンポポ
(
Taraxacum albidum
)の頭花の形を調べるために、松江市内各地の自生地から採集してきたシロバナタンポポの
総苞
の長さ、
外総苞片
の長さ、幅、
角状突起
の大きさを測っています。最初は普通の定規を使っていたのですが、最小の目盛りが
1mm
なので、もう少し正確に測りたくなって、
ノギス
を買ってきました。
精度が0.05mm
ということで、「これで正確に数値が出せるぞ」と張り切って測定にとりかかったのですが、、、、、
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posted by しまねこ at 22:19|
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実験・観察ノート
2010年11月20日
松江市内シロバナタンポポ頭花の比較
今春の「
タンポポ調査西日本2010
」で見つけた湖北地区の外総苞片の長いタイプの
シロバナタンポポ
(Taraxacum albidum)が
ケイリンシロタンポポ
(T.coreanum)なのかどうかを調べることにしました。
秋のシロバナタンポポの開花シーズンとなった先月から松江市内のシロバナタンポポのいくつかの群落を廻って、頭花の形と総苞片の長さを再調査しました。
殿町、島根県庁植え込み(2010/10/24)
大庭町、大庭小学校付近(2010/11/14)
(左:殿町島根県庁、右:大庭町、大庭小付近)
(西津田町、松江地方気象台 2010/10/23撮影)
シロバナタンポポとケイリンシロタンポポの見分け方のポイント
は
総苞
(ガクに見える部分)の長さに対する
外総苞片
の長さの比率なのですが、おおむねどの集団も外総苞片は総苞の2分の1程度です。
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posted by しまねこ at 20:21|
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実験・観察ノート
2010年10月29日
タンポポの葉、三態
今年は暑い夏から一気に冬がやってきたようで、ほとんど秋が無い模様です。今頃は春先に次いでタンポポにとって適度な気候のようで、盛んに葉を広げています。
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posted by しまねこ at 18:00|
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実験・観察ノート
2010年03月20日
キバナシロタンポポ蕾切り
D株の最後の蕾、D3花について、自家受粉をさせないために、蕾の上半分を切断しました。
(写真左からD1,D2,D3)
開花前に蕾の上半分を切り取ることで、おしべの花粉がめしべに付くことが無くなります。シロバナタンポポは開花前に卵細胞の分裂が始まっているので、種子を作るのに受粉の必要が無いのですが、念のためです。
タグ:
キバナシロタンポポ
posted by しまねこ at 20:04|
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実験・観察ノート
2010年03月19日
キバナシロタンポポ種子採取実験
キバナシロタンポポの発芽実験のために、種子採取方法を色々と変える必要があります。
鉢植えにしたD株の花のうち、すでに開花したものをD1花としました。蕾状態の最初のD2花は開花する前に袋かけをして、昆虫による受粉をできなくしました。
(左からD3,D2,D1)
(左のD2花にメッシュシート)
タグ:
キバナシロタンポポ
発芽実験
posted by しまねこ at 00:00|
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実験・観察ノート
2010年03月14日
キバナシロタンポポ袋かけ
シロバナタンポポの自生地に固まって咲いていたキバナシロタンポポから種子を取るために、頭花へ袋かけをしました。
現地で確認できた5株の黄花のうち、一番大きな株(A株)に2個、隣の株(B株)に1個、少し西側の株(C株)に1個。
(写真左から、「B株」、「A株」)
(やや小型の「C株」)
保険のために、一番小型の一株(D株)を掘り起こし、自宅で鉢植えにして観察することとしました。
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posted by しまねこ at 07:34|
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実験・観察ノート
2009年02月07日
ポケット顕微鏡
東京出張の折に秋葉原でライト付きズーム式
ポケット顕微鏡
(
【LEDライト付】携帯ミニ顕微鏡(ポケットマイクロスコープ)ズーム60倍〜100倍
)
を購入してきました。以前から野外でのタンポポ観察用に数種類のルーペを持ち歩いていたのですが、倍率が最大でも15倍程度でした。
これは、上側(写真右)の円形ダイヤルが倍率(60倍から100倍)で、下側(写真左)がピント合わせになっています。左側の対物部に見たいものをセットして、右側の接眼レンズで観察します。
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posted by しまねこ at 14:11|
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実験・観察ノート
2008年06月15日
クシバタンポポの発芽
色々な種類のタンポポの種を蒔いて発芽させていますが、鳥取県日南町から採集してきたクシバタンポポが発芽しました。
(5/31)
(6/7)
(6/15)
次々に発芽して、植木鉢一杯に拡がりました。
在来種は発芽率が悪いと言われていますが、頭花3個分の種を蒔いていますので、結構な数が発芽してきました。クシバタンポポは標高の高いところしか咲かないのですが、平地でここまで発芽するのは意外です。
本葉も生長して、葉の縁にギザギザができてきました。
タグ:
クシバタンポポ
posted by しまねこ at 16:13|
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実験・観察ノート
2008年04月06日
在来種復活プロジェクト、ようやく開花
自分の住んでいる地域に在来種を自生させたいと
「在来種復活プロジェクト」
という大層な名前を付けた試みが、ようやく成功しました。
一昨年(2006年)春に自宅から南に数Kmの
クシバ
ヤマザトタンポポ
(Taraxacum arakii)の自生地から種を採集して、自宅の畑近くの農道脇に種を播きました。
その年には発芽や若葉が確認できず、失敗かと思っていたのですが、翌年の春に数株が
葉を展開している
のを確認しました。
そして、2度の冬を超えて今年の春に1株ではありますが、見事開花してくれました。
posted by しまねこ at 00:00|
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実験・観察ノート
2007年10月13日
在来種復活プロジェクトその後(その3)
以前の
在来種復活プロジェクト
part6で、里山に近い道端に
クシバタンポポ
ヤマザトタンポポ
の種を播いておいたところ、翌年春に発芽していました。しかし本葉を展開し始めた頃に、道路脇の草刈がおこなわれて、
除草剤
まで撒かれたために、せっかく展開していた本葉も茶色く変色して枯死してしまいました。
その後、何度か観察に来て見たのですが、夏草に埋もれてしまって復活する兆しは見えませんでした。
ところが先日久しぶりに観察にいってみると、いつの間にか再び本葉を展開していたようで、ロゼット状に低く広がった形態のおかげで草刈機の刃で切り裂かれ満身創痍ながらも、生き残っておりました。(上画像)
復活を確認してから2週間(07/10/28)新しい葉も増えて秋の日差しをしっかり浴びていました。草刈り機で切り裂かれた葉(中央右)も大分復旧しています。
posted by しまねこ at 00:00|
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実験・観察ノート
2007年04月27日
アカミタンポポのライフサイクル
帰化種
と
在来種
では、種子から発芽、そして開花して次の世代の種子を作るまでのサイクルが大きく違うと文献に書かれていますので、それを確認すべく昨年、帰化種のアカミタンポポと在来種のクシバタンポポの種蒔きをして、
成長の観察
をしてみました。
種蒔き:
2006年6月25日
自宅近くに自生していた
アカミタンポポ
(
T.laevigatum
)の綿毛状態から直接採取して種蒔き。
発芽
(6/30)
目盛り付きルーペ
を入手したのでマクロ撮影と計測をしてみました。双葉の長さ1.5mm、幅約1mmです。
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タグ:
発芽
アカミタンポポ
posted by しまねこ at 00:00|
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実験・観察ノート
2007年04月25日
在来種復活プロジェクトその後
去年、
在来種復活プロジェクト(^^;
Part6で種蒔きをした場所を観察しにいってみると、タンポポらしき葉が生えていました。
(2007/4/25)
こんどこそ成功か?
今までの失敗を踏まえて、種を撒く場所を厳選した成果かも知れません。
在来種の生えていた環境にできるだけ近い条件ということで、田んぼや畑の畔で道路脇、山に近い場所。そして、なおかつ定期的に草刈りが行われる場所を選びました。
実は我が家の畑のすぐ横なのです。
(2007/5/8)だいぶ葉が成長してきました。
これからは夏草が周辺に生い茂ってくるので、競争を避け在来種は休眠期に入ります。
追加で、周辺に今年も在来種の
クシバ
ヤマザトタンポポ
の種蒔きをしました。今度は別の場所(茶臼山)の
クシバ
ヤマザトタンポポの種です。数年後にタンポポの群落ができる事を夢見て。
posted by しまねこ at 00:00|
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実験・観察ノート
2007年02月24日
春を待つタンポポたち
今年は暖冬で、2月だと言うのに4月なみの陽気の日もありました。
カンサイタンポポ
が春の気配を感じてか、新しい葉を展開しはじめていました。
周辺部には紫色になった昨年からの葉が残っています。
一方、昨年の初夏に種蒔きした
アカミタンポポ
も夏から秋にかけては葉の周囲は丸みをおびていたのが、だんだんと切れ込みが深くなり、アカミタンポポらしくなりました。茎の中央部もわずかに赤味を帯びているようです。
posted by しまねこ at 16:33|
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実験・観察ノート
2006年07月13日
アカミタンポポ種蒔きより18日目、本葉が成長
アカミタンポポ
の種蒔きをしてから
18日目
、双葉の中央から出た本葉が大きくなってきました。20個種蒔きしたうち、双葉が出たのは9個でしたが、その一部はすでに枯れているものもあります。
一番大きな本葉は周囲が少しギザギザになりつつあります。
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posted by しまねこ at 18:59|
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実験・観察ノート
2006年07月09日
種まき後14日目のアカミタンポポ
アカミタンポポ
の種蒔きより2週間目、双葉の中央から本葉が出始めました。
一番早く成長したものは、本葉の大きさが双葉と同じ位になっています。
posted by しまねこ at 13:35|
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実験・観察ノート
2006年07月04日
種まきより9日目、クシバタンポポ
クシバタンポポと帰化種のアカミタンポポの
種蒔き
をしてから今日で9日目。
7日目に双葉らしきものを見つけましたがタンポポの芽かどうか確信がありません。
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posted by しまねこ at 17:00|
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実験・観察ノート
2006年07月01日
種蒔きより6日目、アカミタンポポの双葉
アカミタンポポ
の種を播いてから今日で6日目、4日目に最初の芽が出始め、20個種を播いたうち6個が発芽しています。
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タグ:
発芽実験
posted by しまねこ at 16:30|
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実験・観察ノート
2006年06月30日
アカミタンポポ発芽
先週の日曜日に
発芽実験
のためクシバタンポポとアカミタンポポの種蒔きをしてから、今日で4日目。アカミタンポポの芽らしきものが生えてきました。
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posted by しまねこ at 14:50|
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実験・観察ノート
2006年06月25日
在来種と帰化種の発芽比較実験
在来種
と
帰化種
の
発芽率
の違いを調べる実験をしました。
帰化種は自宅近くに自生していた
アカミタンポポ
(
T.laevigatum
)の綿帽子状態から直接採取。
在来種は、今年採取分が手元に無かったため、2004年5月に採取しておいた松江市玉湯町玉湯踏切の
クシバタンポポ
(
T.pectinatum
)を使用しました。
茶色い鉢に
クシバタンポポ
白い鉢は
アカミタンポポ
20個づつを播き、軽く土をかぶせておきました。
予想では、帰化種は夏までに発芽。在来種は今年秋に発芽すると思われます。ただ在来種は採取後保存しておいた「とり播き」では発芽率が落ちると言う事なので、今秋発芽しない場合は、来年春に再実験する必要があります。
さて。
タグ:
発芽実験
posted by しまねこ at 16:54|
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