
前回と合わせて20株以上が廃校の校庭やその周辺に自生しているのを確認。

校庭の桜の樹の根元に群生しています。
トウカイタンポポは、関東地方以西の中部東海地方に分布する低地性2倍体のタンポポで、山陰地方には自然分布していません。どうしてトウカイタンポポが島根の山中、しかも廃校跡付近だけにあるのかが謎です。
トウカイタンポポの咲いている場所から樹木や土ごと持ち込まれたという可能性もも考えられます。

総苞(ガクのような部分)の外片が内片の半分以上と長く、外片の先端の角状突起が大型なのが特徴です。
校庭の周辺にはキビシロタンポポ、さらにはクシバタンポポも確認できましたが、この周辺ではいずれも確認できていません。これも謎です。
帰路、山を越えて広瀬町宇波でヤマザトタンポポを確認。


