
伯太町赤屋から伯太川の支流小竹(おだけ)川を遡り、廃校跡の周辺を調査したところ、続々と総苞外片の角状突起の大きいタンポポを発見。今回は花が咲いていたので容易に見つけられました。

確認できただけで12株。これだけあれば有性生殖の2倍体タンポポでも集団を維持できそうです。


廃校前の道路脇に5株、近くの空き地に3株、校庭周辺に4株ありました。

捜索範囲を広げて小竹川沿いを検索しましたが、学校周辺以外には見つからず。どうやらこの廃校周辺だけに限定されているようです。
小竹川の源流を辿って県道105号を進み鳥取県日南町へ。道中は外来種ばかりでキビシロも在来種も見当たらず。
日南町印賀から南下し粟谷でクシバタンポポを確認。
そのまま再度島根県へ入り、六呂坂でキビシロタンポポ。
下十年畑の廃屋でキビシロタンポポ。


伯太川本流沿いに旧道を下り、赤屋から少し下った峠之内落合原近くの山道でキビシロを発見


今年も伯太川流域でいくつか新しいキビシロの自生地を見つけました。かなり広い範囲に自生地が点在している事が分かります。