2014年04月14日

伯太川流域調査

 昨年からの課題だった伯太川流域のキビシロタンポポ(Taraxacum hideoi)の分布調査に出かけました。

 昨年までに確認できた草野、下十年畑、日次、清水寺以外でキビシロの自生地を新たに発見するのが目的です。昨年の調査でいくつかそれらしい場所があったのですが、花が咲いていなくてキビシロという確証が持てなかったのです。

母里、井尻、久代、小竹で新たにキビシロの自生地を見つける事ができました。
hakuta140414061.jpg
(安来市伯太町母里:県道から伯太川へ降りる小道)
hakuta140414059.jpg

 伯太町井尻。 キビシロ
 伯太町井尻駐在所付近 シロバナ
 伯太町峠ノ内、キビシロ。県道脇に一株のみ
 伯太町下十年畑 シロバナ
 

伯太川の主流域から外れた支流を遡った地点でもキビシロがありました。
そこで、クシバともう一種類、2倍体の黄花在来種を発見。
 花が巨大で一見雑種のロクアイタンポポに見えたのですが、総苞外片が密着しているし、先端には明瞭な角状突起がありました。葉が切れ込みが浅く、全体的に米子城趾のトウカイタンポポに似ています。(伯太町下小竹)
kotake140414040.jpg

 さらにその数メートル下流側にはクシバタンポポもあって、ここの場所はいったいどうなっているのでしょう?
kotake40414032.jpg
posted by しまねこ at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | フィールドノート
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