2013年05月21日

初夏の緋紅蒲公英

 初夏を迎えて、ピンク色のタンポポ、緋紅蒲公英Taraxacum pseudoroseum)の葉がぐんぐん伸びてきました。昨年春に蒔いた種が全滅したので、改めて秋に蒔いた種から発芽したものです。

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(一番生長した株)

 赤い花を咲かせるタンポポだけに葉の中心の葉脈も赤っぽく見えます。

 今シーズンに可愛いピンクの花を見たかったのですが、春までに十分な栄養を貯め込むことができなかったようです。来年春か、今年の秋にでも花を咲かせてくれたらいいなと思っています。

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 合計3鉢に6株ほど生長しています。中央アジア原産で、日本のタンポポよりセイヨウタンポポにより近いのではないかと思います。在来種に比べて葉の色が濃く、肉厚な感じです。

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右下と左上が緋紅蒲公英、右上が在来種のカンサイタンポポ(T.japonicum)の葉です。色合いの違いがわかるでしょうか?

 左下は同じく在来種で花弁がクリーム色のキビシロタンポポ(T.hideoi)です。こちらはさらに薄い黄緑色ですね。

posted by しまねこ at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 緋紅蒲公英
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