
南側がよく開けており、日当りは良い場所です。茶臼山は「神名樋野」という名で出雲国風土記にも登場し、周辺は古墳が数多く残されており、現在も古代のの面影を残しています。風土記の時代からヤマザトタンポポが咲いていたのかもしれません。
しかし残念なことに出雲国風土記の植物にはタンポポを意味する「ふちな」は登場してきません。薬用とか有用な植物ではなかったからでしょうか。

総苞(ガクのような部分)は淡緑色、外片の辺縁部が赤紫色で先端の角状突起はやや大きい。

葉の切れ込みはやや浅く、中央まで切れ込まない(羽状中裂)、葉の先端は丸みを帯びる(鈍頭)