2011年10月05日

外片の密着した雑種タンポポ?

 10月に入って、すっかり涼しくなりました。そろそろ秋咲きのシロバナタンポポが開花していないかと、島根大学松江キャンパスへ観察に出かけました。夏の間休眠していたシロバナタンポポがだいぶん葉を広げていましたが、花を咲かせているものは見当たりませんでした。

 黄色い花を見つけても、ほとんどがブタナで、一部外来種タンポポが花を開いている程度でした。
 その中に、総苞外片がほとんど密着してるタイプのものがありました。

simadai11100501.jpgsimadai11100502.jpg

 総苞外片は濃緑色で厚みがあり、外片は内片とほとんど同じ長さで総苞片の先端に在来種のような角状突起はほとんどありません。

 これは昨年の11月にこの近くで見つけた外来種と同じタイプのようです。

 本来、タンポポ属は花茎の途中に葉をつけないのですが、総苞のすぐ下と、もう少し下に葉のようなものが出ています。
posted by しまねこ at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑種タンポポ
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