
昨年春に開花した親株から種をとって9月に播いたのですが、数日で発芽して双葉になりました。そのまま戸外に鉢植えのままで順調に育ち、3月初旬にはロゼットの中央部に蕾ができていました。


早朝に蕾が開きかけているのをみつけました(左)、ピンク色の花弁の先端が見えています。11時頃に満開状態となっていました(右)。
総苞は濃緑色、総苞外片は内片の1/2程度で角状突起はありません。外片は少し反転していて、総苞全体の印象は在来種と外来種の雑種のような形です。
夕方5時頃には在来種のシロバナタンポポのは既に花を閉じていますが、緋紅蒲公英はまだ開いています。発芽から短期間で最初の花を咲かせることや、かなり遅い時間まで開花するという性質も、外来種のセイヨウタンポポ(T.officinale)や、アカミタンポポ(T.laevigatum)に似かよっています。

右のシロバナタンポポ(T.albidum)と比べてみると、少しピンク色だというのがわかるでしょうか。開花初日はまだ色が薄いのですが、これからだんだんと色が濃くなっていきます。
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開花2日目です。あいにくの雨で、全開にはなりません。昨日に比べてピンク色が濃くなって来ました。
