2011年03月09日

春を待つピンクのタンポポ

 ピンク色の花を咲かせる緋紅蒲公英(Taraxacum pseudoroseum)に蕾ができていました。
 染色体の観察をするために昨年の9月、育苗ポットに種を播いたら予想以上にたくさん発芽したので、一部を鉢に植え替えて屋外で育てていたものです。
 
rose11030923.jpg
 名札に書いてある「ヒベニタンポポ」は正式な和名ではありません。中国読みだとfei hong pu gong yingなので、「ヒコウタンポポ」とは思うのですが「ヒベニ」の方がこのタンポポの雰囲気に合っている気がします。

rose11030924.jpg

 蕾の部分を拡大してみたところです。蕾も葉も赤紫色の色素が多いようです。蕾には角状突起がありません。


 発芽させる時だけは、室温25℃の部屋においていたのですが、一週間ほどでこんなに発芽しました。

rose2_10091301.jpg
(2010/9/11)
 発芽してから半年でもう蕾ができるのですから、繁殖力は旺盛なようです。


 4月に入りました。蕾がだんだん大きくなり、花茎が伸び始めました。開花は間近です。根元には次の蕾が見えます(2011/4/1追記)
rose21_11040124.jpg
(2011/4/1:緋紅21号)
posted by しまねこ at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 緋紅蒲公英
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