染色体の観察をするために昨年の9月、育苗ポットに種を播いたら予想以上にたくさん発芽したので、一部を鉢に植え替えて屋外で育てていたものです。

名札に書いてある「ヒベニタンポポ」は正式な和名ではありません。中国読みだとfei hong pu gong yingなので、「ヒコウタンポポ」とは思うのですが「ヒベニ」の方がこのタンポポの雰囲気に合っている気がします。

蕾の部分を拡大してみたところです。蕾も葉も赤紫色の色素が多いようです。蕾には角状突起がありません。
発芽させる時だけは、室温25℃の部屋においていたのですが、一週間ほどでこんなに発芽しました。

(2010/9/11)
発芽してから半年でもう蕾ができるのですから、繁殖力は旺盛なようです。
4月に入りました。蕾がだんだん大きくなり、花茎が伸び始めました。開花は間近です。根元には次の蕾が見えます(2011/4/1追記)

(2011/4/1:緋紅21号)