2010年12月01日

シロバナタンポポの発芽・発根

 シロバナタンポポ(Taraxacum albidum)の染色体数を調べるために生長の盛んな根の先端が必要です。それで種子からの発芽と主根からの発根の両方を試しています。

 まずは、いろんな所から採集してきたシロバナタンポポの主根をプランターに伏せ植えしました。
pot10120102.jpg

 そしてもう1つは種子からの発芽です。紙コップに濡らしたペーパータオルを敷き、3系統のシロバナタンポポの種子を播いています。外来種タンポポですと、このまま数日おくだけですぐに発芽するのですが、シロバナタンポポはなかなか発芽してくれません。

hako10120116.jpg

 15℃以下の低温と、高温状態が繰り返されないと発芽しないという研究があります。それを参考に、昼間は25℃、夜間は5℃の冷蔵庫に入れるということを繰り返している所ですが、今のところ発芽する兆しがありません。

 
posted by しまねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 染色体の観察
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