
ようやく見つけた外来種ですが、総苞の外片が直立気味、春に見かけるものに比べて小花の数が少なめで、外片がとげとげした感じに見えます。
山陰本線東松江駅のホーム脇に外来種セイヨウタンポポの群落が有りましたが、やはり暑さのせいか花にも春先のような勢いがありません。

この季節に咲いている外来種は花粉が無いような気がします。

写真を拡大してみるとわかるのですが、めしべの部分に花粉がついていません。
一枚目の画像のタンポポのめしべの部分を顕微鏡で拡大して見ました。右下のトグロを巻いているブラシ状のものがメシベです。全然花粉が付着していません。左上のオシベの部分に丸いものが一列に並んでいますが、中身が空洞のように見えます。

真夏の暑い時期に花を咲かせるのは花粉をつけない4倍体種なのか、それとも本来は花粉を作れる種類のタンポポでも暑い時期には花粉をつけないのか?
もう少し調べてみる必要があります。