
(写真は携帯カメラP506i)
種子をつけている個体は少ない。種子のない綿毛だけ(シイナ)のまま枯れている花が多い。

種子をつけている個体を見つけた。痩果は薄黄色で、セイヨウタンポポの灰緑色、アカミタンポポのレンガ紅色、シロバナタンポポの茶褐色とは違うのがよくわかる。
カンサイタンポポなど多くの2倍体のタンポポは自家不和合性のため、自分自身の花粉では受精して種子を作る事ができない、必ず他の個体が近くにある事が必要となる。この種子は果たして近隣のカンサイタンポポから受粉した2倍体カンサイタンポポか、はたまた、セイヨウタンポポの花粉を受けた3倍体雑種なのか?