確かにセイヨウタンポポは繁殖力が強く、数の上で在来種を圧倒しているので、あたかも在来種が競争に負けて隅に追いやられているように見えるのだが。。。。
条件の悪い環境でも花を咲かせるセイヨウタンポポに比べて、里山など昔からの自然環境の残されているところでないと生育できない在来種は不利には違いない。
だからといって、セイヨウタンポポを駆除したらオキタンポポが守れるというのはどうなのかと思う。
むしろ、オキタンポポを含む在来種が生育できる土地や環境を守ることが、大切なのだと思うのだが。
と言う記事を書いた後で、こういう資料を見つけました
帰化種タンポポは要注意外来生物 環境省ホームページ「外来生物法」のだそうです
外来タンポポ種群は同法で要注意外来生物に指定されていて、「既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。」
決して無意味な作業ではないのです。失礼致しました。(2006/5/6追記)