種子は光が当たることで発芽しますが、植物の葉で覆われると、その葉を透過した光によって発芽が抑制される現象を指します。

緑陰効果についてのメモ
緑陰効果[leaf-canopy inhibition of germination]
葉を透過して変化した光の波長分布(光質)によって生じる発芽阻害,あるいは種子の休眠誘導などの現象をさす.(中略)逆に裸地や春先の明るい林床で赤色光の比率が高い光の照射を受けると発芽が促進される.一年生草本の中でも特に撹乱依存種に多い.(以下略)
光合成事典「緑陰効果」より部分引用