
全体の印象はヤマザトタンポポですが、総苞(ガクのような部分)の外側が上向きですが、少し外側に開いていて、幅が広い。外片の形はクシバタンポポにも似ています。



種(痩果)の色や形はクシバ、ヤマザトと同じく褐色。雌しべの先端はループ状に巻いています。
花粉の大きさは均一でなくバラバラ、このことから二倍体ではないことがわかります。

外来種のロクアイタンポポ、在来種のヤマザトタンポポ、クシバタンポポ、ツクシタンポポが候補に上がりますが、総苞外片の長さが1/2程度、葉の切れ込みなどからとりあえず、ヤマザトタンポポかなと考えています。