2021年04月15日

広島県北庄原周辺調査

 広島県北部の調査空白地域の庄原市周辺を廻りました。一昨年(2019)に調査した庄原市高野町の南側です。
外来種ばかりで、ちょっとくじけそうになりながらもキビシロタンポポ3地点、シロバナタンポポ3地点、カンサイタンポポ1地点の在来種を確認できました。大型の在来種で正体不明の一種も採取しました。

庄原調査20210415改訂のコピー.png

ポイントマーカーの緑はセイヨウタンポポ、赤はアカミタンポポ
白無印がシロバナタンポポ、白地に黒星がキビシロタンポポです。
IMG_5482.jpeg

キビシロタンポポはシロバナタンポポに似ていますが、花色がわずかに黄色味かかっていて、総苞外片が密着しています。

一箇所だけカンサイタンポポを見つけましたが、一株しかなかったこと、観光施設の周辺だったことから自生ではなく、他の地域からの移入と考えています。
IMG_5480.jpeg

口和町永田の川沿いにワタゲツルハナグルマの群落を見つけました。タンポポによく似ていますが、総苞や茎、葉に細かい毛が密生しています。南アフリカ原産の外来種で、匍匐茎(ツル)を伸ばして繁殖します。

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posted by しまねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | フィールドノート
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