
ベニバナボロギク(Crassocephalum crepidioides)かな?と思ってとりあえず写真を撮って後で図鑑を見ると、葉の形がノゲシ(Sonchus oleraceus)っぽい。

気になったので翌日行ってみると花が開いていました。うっすらと紫色を帯びているので、蕾状態ではピンク色に見えます。

ノゲシの白花変異、ウスジロノゲシ(Sonchus oleraceus forma lilacina)かな。ネットで調べてみると、いくらか例はあるみたいです。タンポポと同じく何かの理由で黄色色素が抜けて白くなっていると思われます。
学名の後半、品種名のlilacinaはライラック(薄紫色)を意味するらしい。蕾の色を見ると納得です。
ある種の除草剤には黄色色素のカロチノイド合成を阻害する作用があるそうなので、その影響の可能性もあります。
よく見ると、隣には普通の黄花種が咲いていました。

近くに咲いていたのは、よく似ているけれども、こちらはヒメジョオン(Erigeron
annuus)

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