いつもの廃校跡に到着して早速見つけたのがクシバタンポポ(Taraxacum pectinatum)の綿帽子。その隣にはキビシロタンポポ(T.hideoi)の花と種子。
さらに数メートル隣に目的のトウカイタンポポ(T.platycarpum var.longeappendiculatum)を確認。
いつもながら、この場所は一体どうなっているのだろうか?と考えています。
この山間部の集落のここ以外の場所では外来種しか見つからないのに、廃校周辺の極めて狭い範囲に在来種が固まって咲いているのです。
人為的に集められたのではないかという気がしています。少なくとも50年近く前に。
帰り道の道路脇に、在来種のような黄色い花が大量に咲いているのを発見。
よくあるガザニアかと思って、じっくり観察して見るとワタゲツルハナグルマでした。南アフリカ原産の帰化植物で最近日本のあちこちで増えているようです。